梶井基次郎
梶井基次郎といえば、彼の命日が「檸檬忌」とされるほどに『檸檬』が代表作なのであるが、もう一つ、よく聞く・話に出てくる作品があるのでそれの紹介でも。
『桜の樹の下には』という短編作品。書き出しは「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!」
余談ですが、書き出しが「〜〜である。」とか「〜ている。」という文学作品から何故か○×クイズに発展するという現象を考えるクイズサークルがあるというもっぱらの噂。いや、私らが所属する大学のクイズ研なんですがね。あ、勿論当人たちはネタで言ってます。
・例
「桜の樹の下には屍体が埋まっている。○か×か。」
「木曽路は全て山の中である。○か×か。」
などというかんじで。
・実演(ある日の例会の風景)
Hさん「問題。『木曽路は全/て〜」*1
Sさん「えーっと、その書き出しは・・・『暗夜航路』!」
押し機「ブーーー」
Sさん「あぁそうやった、『夜明け前』やった。ごっちゃになるんよなぁ・・。」
Dさん「いや、分からんよ。もしかしたらこの後の問題文が「〜山の中である。○か×か。」かもしれんし。」
話がそれた。
ちなみに、『檸檬』や『桜の樹の下には』などの梶井基次郎作品は、青空文庫で閲覧が可能です(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person74.html)。
今日の出典:
TVクイズ番組攻略マニュアル3 P.206 Q.147
文責:トリ科のちっこ
*1:一応解説。/(スラッシュ)は早押しでボタンが押されたポイント。